お彼岸になりましたね〜
父の仏壇のある
母のところへ行ってきました
父のお墓は
田舎にあるので
お墓参りは
ちょっと先ね、お父さん〜
とおしゃべり
父のことは
子供の頃は
嫌いだったし
ずっと家を出たくて仕方なかったなぁ
でも
まあ
自分が大人になって
いろいろ見えてくるものもある
母に対して
とても支配的だと思っていて
それが
ものすごく嫌だった
しかーーし
自分が大人になると
母のすっとぼけたところが
だんだん判明し
実は
父がしっかり母を守っていたのだと
分かってきた
例えば
銀行のキャッシュカードは
父が持っていて
お金を下ろす時は
わざわざ
父から借りて銀行に行く母
信用してないわけ?
お母さんに渡しとけばいいじゃん
と思ってたけど
実は
お財布を失くすことが
多かった母
無くしたあとは
あちこち電話をして
事後処理が大変なんですよね
あの人とは
あまり付き合わないほうがいい
と言う父は
お人好しで
人をあまり疑わない母を
守っていたことが
あとになって分かった
九州の母の実家に
母と私と妹の三人で帰省すると
遠方だから
せっかく行くんだしと
10日くらい滞在
私達がいなくて
父はせいせいしてるだろうと
ずっと思ってたから
いつも
父は不機嫌になるのは
私達が楽しんでるのが気に入らないんだろう
ふんっ
と思ってたけど
実は
ひとりぼっちで寂しかったから
私にとっては
厳格で怖い
お父さんだけど
ひとりの人間なんだよね
と理解するようになった
今は
あっちの世界で
ひとりだけど
お友達や祖父母と
のんびり遊んでいるだろう
お母さん
あんまり早くこっちにくるなよ
って
言ってると思う
お彼岸やお盆って
こうやって
大切な人を
いま一度思い出し
会話をするいい機会かな〜
と思います
それでは〜