今日は父の日ですね〜
私の父は
71歳で胃がんで亡くなりました
私にとっては
とっても怖い父でしたので
あまり
楽しかったとか
遊んでもらった思い出はありません
食事の時間は
テレビを消して
コロナ禍じゃないのに
黙食
だまーーって食べるのが
普通だった
父は
アルコール消毒でも反応するくらい
体質的に下戸でしたので
食事が終わって
だらだらすることもなく
さっと片付けて
本を読んだりしていました
食事はいつも
父と母
私と妹
が向かい合わせで食べていました
父が横目で
妹の食事の仕方をチェックしています
肘をついて食べてはいけない
これは守るべきルールなのですが
妹にはなかなか定着しなかった
私は
妹の真向かいなので
あ、また肘ついてる
と気がつく
父に怒られないように
目配せするのに
全然気が付かないの
そうすると
案の定
父に見つかってしまう
そうすると
父は
すかさず
黙って
妹の肘の置いてあったあたりに
剣山
を置くんです
男性はあまり
ご存知ないかもしれないので
お伝えしますと
剣山
って生花などをさして飾る
こんなものです
⇊
これを
片方ずつ
両肘のあたりに設置するので
否応なしに
肘を上げて食べることになります
どこに嫁に出しても恥ずかしくないように
が父の口癖
お箸の持ち方はもちろん
「女の子なんだから」
と細々したことにも
口うるさい
でもねーー
そんなに
人様の前で誇れるほど
所作が美しく育ったとは
思えないなぁ
そして
食事時間は
あまり楽しいものではなかったし
でも
今になって思えば
父の想いも分からなくはないけれど
ちょっと
やり方が極端だったのかな
なんて思います
厳しい父と
優しくてほんわかした母
ちょうど良いバランスを
保っていたのかもしれませんね
母に言わせると
私の性格は
お父さんそっくり!!
だから
お母さんみたいに
ほわぁ〜〜んてしてないと
長生きできないわよ!
だそうで
確かに、ハイ
もうちっと
緩やかにしまーす
それでは〜