セミリタイア後はどこに住みたいですか?
私は、まずは自然に囲まれたところを頭に浮かべました
壮大な山々や緑に囲まれた爽やかな場所で森林浴する自分
あるいは、海外に移住して
降り注ぐ日差しの中、軽装で闊歩する自分を想像したこともあります
しかし現実問題として
割と慎重派の私はそんな遠方に行くことは多分ないなと思い
もっと現実的に今後を考えようと思い始めました
現在の住居
現在の住居は新築一戸建を購入して築12年
まずは第一前提として
これからもここにずっと住み続けるのか?
をずっと考えてきました
通勤には問題ありませんが
緑の全くない場所ですし
物価も高めですから
高齢になった場合、もう少し郊外に転居した方が
生活環境は向上すると思います
子供なし夫婦二人ですので
土地を残す必要もないため
いずれは自宅は売却するかな
とは考えてきました
自宅売却で賃貸生活~老後は大丈夫?
自宅を売却して持ち家が無いと
高齢者にはなかなか賃貸住宅を貸してくれない
といった不安があります
このことについて調べてみました
高齢者にはなかなか賃貸住宅を貸してくれない
不動産屋で高齢者のため入居を拒まれたり
あるいは本人も高齢のため、保証人も同様に高齢になるため
保証人として認めてもらえず賃貸契約が結べない場合があると聞きます
そんな不安に対しては
「高齢者でも入居を拒まない賃貸住宅を確保する新制度」
というのができていました
シニアガイド
高齢者でも入居を拒まない賃貸住宅を確保する新制度
また、最近空き家問題が取り上げられることが多くなりましたよね
調べてみますと本当に空き家は増加しているようで
国でも住宅セーフティーネット制度というのを推進していて
空き家対策にもこの制度を適用させて改善を図る取り組みをしています
国によるセーフティーネット制度
国による新たな住宅セーフティネット制度が
2017年10月からスタートしました
この住宅セーフティーネット制度とは
住宅確保要配慮者(高齢者・障害者・子育て世代)などが今後増加する見込みですが
近年増加している民間の空き家・空き室を活用しようという制度です
この制度は下記の3つの柱で成り立っています
①住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅の登録制度
②登録住宅の改修や入居者への経済的な支援
③住宅確保要配慮者に対する居住支援
この登録賃貸住宅というのを調べてみましたところ
まだこの制度が始まったのが2017年ですので
登録されている住宅の数もまだまだですし
築年数や住宅の状態なども
良好とは言えないと感じました
総人口がどんどん減少する中
年々増加している人口の約28%を占める高齢者に
不動産を貸さないって世の中回らなくなるんじゃないかしら・・と思っています
人口の約3割を占める高齢者が住む場所に困るという事態は
国が今後もっとテコ入れをして改善制度を普及していき
住宅確保要配慮者が賃貸を借りやすい方向にシフトするといいと思います
また、借りるほうだけでなく
貸す方も家賃収入という収入が絶たれてはいけませんから
家賃保証会社の充実や
住宅セーフティーネット制度による登録住宅の改修への支援のさらなる充実など
貸す側にも配慮が必要だと思います
セミリタイア後の住む場所の確保
とりあえずは50代は
賃貸住宅でもなんとかなるかな・・と
あと10年後20年後
どうなっているかわかりませんので
今後もこの問題には関心を持っていきます