69歳の独身の従兄弟が
2型糖尿病の合併症により
片足を切断したとの連絡があり
しんみりと
人生って
幸せって
について
考えてしまった一日でした
彼について
親戚曰く
棺桶に片足突っ込んでる状態
とは聞いていました
目もどうも見えなくなるらしい
とも聞いています
足を切断したあとは
自分の身の回りのこともできないので
ずっと
病院や施設で暮らしていくそうです
若い時に
2型糖尿病を発症した従兄弟
でも
病気に対しては何も対応せず
太り過ぎては入院し
退院してまたリバウンドを
繰り返していました
彼は
大学卒業後
弁護士を目指して
就職せず資格試験に
ずっとチャレンジし続けましたが
結局合格できず
一度も
アルバイトさえ
働いた経験がありません
ですので大学卒業後
22歳からずっと
リタイア生活のようなものですね
私の父はよく
試験に合格しなくちゃ食べていけない!
ような境遇じゃないと
弁護士になれないかもな・・
と従兄弟のことを心配していました
もう両親は亡くなりましたが
親が所有していた賃貸アパートを引き継ぎ
その収入がありますので
生活に困ったことはないんです
テレビ漬けで
お買い物はすべてネット通販
食事はアマゾンで購入
一歩も外に出ないで
生活できちゃうんですよ〜
唯一
まめに外に出なければいけないのは
ゴミ出し・・
でもその役割は
その従兄弟の弟が担っていました
その従兄弟に比べたら自分が・・
といった比較ではなく
人それぞれ
考え方
価値観
何に幸せを感じるのか
という基準が違うんだな
と改めて実感しました
私から見たら
なんで足を切断するまで
自分の体をなんとかしなかったんだろう
などと思います
自分の足を失い
視力を失っても
好きに食べ
動かず
ひたすら好き勝手に生きる
若い頃は
私の父といっしょに
大型バイクで疾走していたのになぁ
でも
それもそれでよし
もしかしたら
弁護士の夢を絶たれて
もう生きる気力がなく
自暴自棄なのかもしれません
そのあたりは
他人に分からないですもんね
従兄弟からしたら
数十年働いて
嫌な思いをしながら
ずっと働いてきて
やっと仕事から開放された私に
哀れみをもつかもしれませんしね
私は私
従兄弟は従兄弟
彼の生き方も尊重します
批判はしません
彼の人生ですもんね
私の生き方も
傍から見たら
は?
みたいなことがあったとしても
自分の選んだ道なら
それでいいんです
と思えばいい
批判されてもいい
と感じた一日でした
それでは〜