50歳で公務員を退職。人生リスタートして楽しく生きる。

退職後に離婚でどん底 。人生最大のメンタル崩壊から復活 ◆「こうあるべき」を手放し、心地よい50代へ◆ラクして生きると楽しくなる

「なんか好き」をうまく伝えたい。言葉にする力を育てるヒント

 

なんか好きという感覚

 

うまく言えないけど、「なんか好き」

 

そんな気持ち

ふわっとした感覚

私はよくあります。

 

もし

誰かに「どこがいいの?」

って聞かれると、ちょっと詰まるかも。

でも

自分の中では確かな「好き」の感覚がある。

 

そんな時こそ

「言葉にしてみる」

ってすごく大事なんだなと

改めて感じた本がありました。

 

山口拓朗さんの

「うまく言葉にできない」がなくなる言語化大全

 

「たとえば?」は魔法のキーワード!

頭の中を具体化する方法がぎゅっと詰まった一冊。

 

特に

「具体力化」を鍛えるための型

というパートがとてもわかりやすくて

実践的だと感じました。

 

その中の一つがこの流れ

 

ざっくり一言 → なぜ? → たとえば?

せっかくなので

この本について、この型で書いてみますね。

 

▷ざっくり一言

この本の言語化メソッド、試してみたくなった!

▷なぜ?

意見や感想を「伝わる言葉」にするためのコツが

めちゃくちゃ具体的に書かれてたから。

▷たとえば?

「たとえば?」って

ただ具体例を出す言葉じゃなかった。

 

このひとことがあるだけで

自分の感じたことが

いろんな角度から

浮かび上がってくる。

まさに魔法のキーワード。

 

そして

「まだうまく言葉が出てこない」

って人のために

“思考のものさし”

として、いくつかリストがあり

TOP5として

こんな視点が紹介されてました。

  • メリット・デメリットは?

  • ビフォー・アフターは?

  • 類似点・相違点は?

  • 誰におすすめ?

  • どうやって?どんなふうに?

 

これらの切り口を使うと

自分のモヤッとした感覚が整理されて

相手にも伝わりやすくなる。

 

読んでいて

これ、ブログ書くときにも使える!

と、思わずメモメモ。

 

自分の中の感覚が整理されていくし

人に伝える言葉としても力を持ってくる

と思わされた章でした。

 

パン屋さんの「好き」を深堀り

で、ふと思い出したのが

先日行った

ずっと気になっていたパン屋さん。

 

この本のフレームワーク

パン屋さんの感想をさくっと書いてみたら

こんな感じ

 

▷ざっくり一言

また絶対行きたいパン屋さん!

▷なぜ?

美味しくて、珍しいパンも多くて、しかもコスパもいい。

▷具体的には?

大きなクリームパンが300円台!

しかもカスタードがおいしかった!(コスパ抜群)

 

(すぐ計量するのが私のクセ⏬️)

 

素材の組み合わせが、意外性があって食べてみたい(好奇心!)

シナモンが入ってないアップルパイ!(珍しい!)

デニッシュ系のパンが多めイカロリーだけど大好き!)

今回の「具体化」は

思考のものさしでいうと

「類似点・相違点」

が活きてるな〜と感じました。

 

他の店では見かけないアイデアや素材

そして比べたくなる価格設定。


「他と違う」がわかると

「自分がなぜ好きか」も見えてくる。

 

こうやって言葉にしてみると

  • 自分が惹かれた理由
  • 魅力だと感じたポイント

がはっきりしてくる。

 

「なんとなくいい」

「なんか引っかかる」という

自分の無邪気な感情も大事だけど

それを

「たとえば?」というキーワードで

少しずつ伝わる言葉に変換できる気がします。



ブログを書くときも、人と話すときも

「伝えたいことを、ちゃんと伝わる言葉にする

って大事。

そうすることで

自分の感想や主張が

ぐっと伝わりやすくなりそう。

 

自分の言葉で誰かの役に立つ?!

本の最後には

ちょっと素敵な習慣も紹介されていました。

 

毎日5分日記を推奨しているんですけど

日記を書くときは、最後に

 

私は、自分の言葉で誰かの役に立つことができる

と書くようにしてみる

 

うーん、としみじみ。

ブログを書いていても

「これ、誰が読むんだろ?」って思うこともしばしば。

でも、もしかしたら

誰かの気持ちにちょっとふれるかもしれない。

だったらまず、自分のために、書いてみよう。

そんな気持ちになれる一冊でした。

 

それでは〜。

 

 

 

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