なんか好きという感覚
うまく言えないけど、「なんか好き」
そんな気持ち
ふわっとした感覚
私はよくあります。
もし
誰かに「どこがいいの?」
って聞かれると、ちょっと詰まるかも。
でも
自分の中では確かな「好き」の感覚がある。
そんな時こそ
「言葉にしてみる」
ってすごく大事なんだなと
改めて感じた本がありました。
山口拓朗さんの
「うまく言葉にできない」がなくなる言語化大全
「たとえば?」は魔法のキーワード!
頭の中を具体化する方法がぎゅっと詰まった一冊。
特に
「具体力化」を鍛えるための型
というパートがとてもわかりやすくて
実践的だと感じました。
その中の一つがこの流れ
ざっくり一言 → なぜ? → たとえば?
せっかくなので
この本について、この型で書いてみますね。
▷ざっくり一言
この本の言語化メソッド、試してみたくなった!
▷なぜ?
意見や感想を「伝わる言葉」にするためのコツが
めちゃくちゃ具体的に書かれてたから。
▷たとえば?
「たとえば?」って
ただ具体例を出す言葉じゃなかった。
このひとことがあるだけで
自分の感じたことが
いろんな角度から
浮かび上がってくる。
まさに魔法のキーワード。
そして
「まだうまく言葉が出てこない」
って人のために
“思考のものさし”
として、いくつかリストがあり
TOP5として
こんな視点が紹介されてました。
-
メリット・デメリットは?
-
ビフォー・アフターは?
-
類似点・相違点は?
-
誰におすすめ?
-
どうやって?どんなふうに?
これらの切り口を使うと
自分のモヤッとした感覚が整理されて
相手にも伝わりやすくなる。
読んでいて
これ、ブログ書くときにも使える!
と、思わずメモメモ。
自分の中の感覚が整理されていくし
人に伝える言葉としても力を持ってくる
と思わされた章でした。
パン屋さんの「好き」を深堀り
で、ふと思い出したのが
先日行った
ずっと気になっていたパン屋さん。
この本のフレームワークで
パン屋さんの感想をさくっと書いてみたら
こんな感じ
▷ざっくり一言
また絶対行きたいパン屋さん!
▷なぜ?
美味しくて、珍しいパンも多くて、しかもコスパもいい。
▷具体的には?
◆大きなクリームパンが300円台!
しかもカスタードがおいしかった!(コスパ抜群)
(すぐ計量するのが私のクセ⏬️)
◆素材の組み合わせが、意外性があって食べてみたい(好奇心!)
◆シナモンが入ってないアップルパイ!(珍しい!)
◆デニッシュ系のパンが多め(ハイカロリーだけど大好き!)
今回の「具体化」は
思考のものさしでいうと
「類似点・相違点」
が活きてるな〜と感じました。
他の店では見かけないアイデアや素材
そして比べたくなる価格設定。
「他と違う」がわかると
「自分がなぜ好きか」も見えてくる。
こうやって言葉にしてみると
- 自分が惹かれた理由
- 魅力だと感じたポイント
がはっきりしてくる。
「なんとなくいい」
「なんか引っかかる」という
自分の無邪気な感情も大事だけど
それを
「たとえば?」というキーワードで
少しずつ伝わる言葉に変換できる気がします。
ブログを書くときも、人と話すときも
「伝えたいことを、ちゃんと伝わる言葉にする」
って大事。
そうすることで
自分の感想や主張が
ぐっと伝わりやすくなりそう。
自分の言葉で誰かの役に立つ?!
本の最後には
ちょっと素敵な習慣も紹介されていました。
毎日5分日記を推奨しているんですけど
日記を書くときは、最後に
私は、自分の言葉で誰かの役に立つことができる
と書くようにしてみる
うーん、としみじみ。
ブログを書いていても
「これ、誰が読むんだろ?」って思うこともしばしば。
でも、もしかしたら
誰かの気持ちにちょっとふれるかもしれない。
だったらまず、自分のために、書いてみよう。
そんな気持ちになれる一冊でした。
それでは〜。