今月8月は
父の誕生月
生きていれば
80歳なんだ〜としみじみ
どんな
お父さんになってたかな?
なんて想像してみる
仕事は
しぶとくやってそうだ
きっと
知らない人と
べらべらしゃべって
すっかり自分の友だちにしてるだろうな〜
なのに
家族の私とは
あんまり会話がなかった
厳格でしつけに厳しい人
おはよう
と言うと怒られるので
おはようございます
と父には言ってた
友達が遊びに来ると
Ritaのお父さんっておもしろ~い!
って
いつも言われて
ふんっ、外面がいいだけよ
と思ったもんだ
だから
あんまり無駄話はしないかわりに
けっこう
突っ込んだ話はしたのでよく覚えている
一度
父に
死について聞いたことがある
小学生の時に
祖母が亡くなった時
田舎の昔のことで
今のような
斎場じゃなくて
自宅で葬儀をしたんですよね
生まれて初めて経験した
亡くなった人間
おばあちゃんを見て
私はショックだった
5分もかからない場所に
住んでいたので
毎日のようにうちに来てたおばあちゃん
関東大震災の話や
戦争の話
女学校の話を
たくさん聞いた
近寄りがたいけど
私にいつも会いに来てれるおばあちゃん
私は父に
死ぬことが怖い
死んじゃうとどうなるのか?
というようなことを聞いた
そしたら
父は
そりゃあ
俺だって怖いさ!
と言ったことをよく覚えてる
お父さんにも
怖いことがあるんだって
そして
Ritaはやっぱり俺の子だな〜
俺の子供の時と
同じ暗いこと考えてる
と言われ
普段
父の愛を微塵も感じない私は
ちょっぴりこのセリフが
嬉しかったんですよね
そんでもって
死んじゃった後のことは
死んじゃった人間は
お父さん
会ったことがないから
わっかんねーな
まあ
きっと
おばあさんは
極楽浄土で
Ritaが来ないように待ってるってことだ
ということを言っていた
父は怖くて
嫌いだったけど
自分が歳を重ねるにつれて
少しずつ
理解してきているかな
と感じます
それでは〜