Ritaは
俺の
大切な大切な宝物
ずっとずっと
前夫が私に言ってきたセリフ
なにかの拍子に
なんだよぉ〜みたいな感じで
あの人が私を軽くたたいた時などに
私が
痛いよー、もうちょっと軽くにしてよ
なんて言うと
そうだよね
宝物だから大事に扱わなきゃね
と応える
これが
つい半年ほど前
離婚直前まで
私が耳にしていた
二人の普通のやりとりだったんですよね〜
そして
その言葉を
あの人が
浮気相手の女性にも
言っていることを
知ってしまったあの時
終わったな
と感じた
思い出さないんだ!
って思っていても
何度も何度も
そのことが頭に浮かぶんです
苦しいだけなのに
あの言葉は嘘だったんだ
いや
その同じ想いが
今はあの人に向かっているんだ
最初はそう感じてた
そして
前夫が
浮気を認めた後
あの人とは遊びだった
と言う
ならば
浮気相手に向けた
あのセリフは嘘だったのなら
そんな嘘を
平気で言えるような人間なんだ
ってことは
私に言ってたことも
嘘だったかもしれないじゃない
このセリフに関しては
様々な想いがいつも錯綜して
辛くなるんだけど
でも
なんとかこの
ぐちゃぐちゃした気持ちを
解きほぐしたかったんですよね
そして
ふっと
違う視点から
認めたくない気持ちが浮かんじゃった
私は夫から宝物と呼ばれるような女性だ
結婚して数十年経っても大切にされる女性だ
そして私はそれに見合う女性だ
恥ずかしいけれど
あの人の根拠のない言葉から
私は私のことをそう思っていたんだ
その
自分自身へのおごり
思いあがりに
横っ面を叩かれ
根こそぎひっくり返されたことへの
怒り・悲しみなのかもしれない
そして
バッカじゃないの!
あんたはそんな女性じゃなかったのよ
幻想だったのよ
って気づかされたことに対する
自分への冷笑と憐れみ
そんな
自分への怒りなのかもしれないなって
思っちゃった
じゃあ
この自分への憐れみの呪縛から
自分を救い出すには
どうしたらいいんだと
ずっと考えてました
私が出した答えは
私は私の宝物なんだ
誰のものでもない
私が認めてあげよう
一番すごい宝物なんだって
どんなにすごい宝物なのか
私が一番知ってるんだもん
唯一無二の
誰も知らない
ものすごい凄さを
知っているのは
世界中で私だけ
そうだよね!
だから
もう
前夫の宝物なんかじゃなくていい
私自身は私だけの
宝物でありさえすればいいんだ
確かな答えでは
ないかもしれないけど
少しずつ
自分のつらい気持ちに
折り合いをつけていこっ!
そんなイメージです
それでは〜