50歳で公務員を退職 私のセミリタイア

夫婦でセミリタイアして長野へ移住後に離婚 女ひとりでFIRE生活継続中

42歳乳がんで逝った叔母のお墓参り〜浮気されたまま逝った叔母

 

 

f:id:chestnutllove:20220324122930j:plain

 

 

父のお墓参りとともに

父の姉

私の叔母のお墓参りにも

行ってきました

 

 

 

叔母は

私が6歳の時に

乳がんで42歳で亡くなっています

 

 

 

まだ若かったので

高校生の娘と

中学生の息子を残して

がんの発見からあっという間に

亡くなってしまった

 

 

 

 

自分が小さかったので

叔母の直接の記憶はありませんが

母がよく

 

 

 

お姉さんには

事業を始めてお金が無い時

本当にお世話になったし

Ritaも

とっても可愛がってもらったの

足を向けて寝られないのよ

 

 

 

と小さい時から

聞いていて

叔母のお墓参りにはよく行っていました

 

 

 

 

叔母の乳がんが分かったのは

叔母からしたら母親である

私の祖母が

乳がんになり

 

 

なんか私も胸にしこり?

 

 

と検査したことで発見された

 

 

 

 

祖母は高齢のため

それほど大事には至りませんでしたが

祖母からしたら

わが娘ですもんね

その辛い思いは

察するにあまりあります

 

 

 

 

 

その祖母の願いで

私の母は

毎月

叔母の月命日に

祖母をお墓参りに連れて行っていたそうです

 

 

 

母は車の中で待っていて

祖母は1時間くらい

自分の娘のお墓の前で

あれこれおしゃべりをしていたそうで

祖母が亡くなるまで

毎月欠かさず出かけていた

 

 

 

 

叔母が亡くなったあと

叔父は再婚しましたので

その家族とも疎遠になってしまいましたが

最も大きな原因は

 

 

 

再婚相手が

叔母が病気になる前から続いていた

浮気相手だった

 

 

 

ということを

私が中学生くらいでしょうか

母から聞きました

 

 

 

 

 

言うまでもなく

私の親族が叔父を嫌うのも

もっともなことですし

私もその叔父は

大嫌いでした

 

 

 

 

私は

前夫の浮気騒動もあり

ちょっと

今までと違う視点から

考えたことがあります

 

 

 

 

叔母が入院した後

夫であるはずの叔父は

あまり病院に寄り付かず

娘と息子で世話をしていたそうです

 

 

 

 

私がもし

妻子ある男性とお付き合いを

してしまったとして

 

 

 

 

死にゆく妻のそばに

寄り添わない男を愛せるのだろうか?

 

 

 

 

・・・

絶対に無理だ

 

 

 

 

そう思いました

 

 

 

 

そういう男を受け入れたということは

その再婚相手の女性も

同じ心を持っているのだろう

ならば

勝手にすればいい

 

 

 

 

今までは

叔母のことを

本当に可哀想な女性だと感じていました

 

 

 

 

でも

叔母は

あの時代で

有職主婦でバリバリやっていたので

きっと

生きていたら

離婚して

ふたりの子供をしっかり育て上げたことだろう

だから

あの女性に

夫をめぐんでやったんだわ、ふん

心ない夫を見限ったはず

私だったらそうする

そう思いたい

 

 

 

 

叔母を哀れむことはない

 

 

 

 

叔母の子どもたち

私のいとこは

再婚した新しい母親を

絶対に

お母さん

と呼ばなかった

 

 

 

そして

大学時代にお金を貯めて

母親のお墓を

小さいながらも

立派なお墓に作り変えました

 

 

 

 

私は

聞いた時に涙が溢れて

本当に嬉しかったし

叔母も

心から喜んだことでしょう

 

 

 

 

親戚づきあいは疎遠になりましたが

何度が

叔母の墓前でいとこに会いました

歳下の私が言うのもナンですけれど

立派な人間になったなぁーー

といつも思います

 

 

 

 

私の前夫も

浮気相手の女性と

結託して

私を苦しめた

 

二人して

同じ穴のムジナ

ということだ

 

 

 

 

だから

私は

自分を哀れんだりしない

 

 

 

 

きっと

私にも

素敵な未来があるはずだ

そうだよね、叔母さん

うん

そうよね

 

 

 

 

それでは〜