選択的子無し夫婦
いつの頃からか
目にするようになった言葉
私もプロフィール欄に書いています
なんとなーーく
他にいい言葉がないので使っています
何年か前に
結婚できないんじゃないんです
結婚しないんです!
ってドラマのフレーズを見ました
子供も
できないんじゃない
作らないんです
って夫婦もいます
先出の結婚といっしょで
できるのにそうしないだけよ!
となんだか強がりのように聞こえちゃうのが
やっぱり子供はいたほうがいいと
刷り込まれているのかな
子供がいるかいないのかって
デリケートな部分なので
なかなか親しい人でも
その夫婦に
どんな理由で子供がいないのか
大抵は聞いたりしません
私が子供を持たないと決めたのは
自分が嫌いだったから
こんな自分の分身など
残すに値しない
と思っていたから
私の分身は
私のように
自分のことで思い悩むだろうと思うと
苦しむために
この世にくることはない
と考えていました
そして
残すに値しないと思っているのに
もし
そんな価値のない自分の
分身ができてしまったら
きっと自分以上に
大切な宝物になってしまうのが怖かった
自分のことさえ
持て余しているのに
それ以上の存在ができてしまうなんて
到底
私には乗り越えられない
ですので
私は結婚する時から
夫には
子供が欲しくなったら
離婚するからいつでも言って
と伝えてあります
いつでも離婚できるように
離婚届もしっかり準備してあるのが
やっぱり私らしい
ちゃんと保管してありました
まだ平成ですね・・
そんな葛藤の中
少しでも自分が生きやすくなりたいと
心理学や
自己啓発の書籍で勉強して
少しずつ
自分を認められるようになってきました
いつもいつも
自分のお尻をたたいて
もっとがんばれ!
もっとできるはず!
と孤軍奮闘してた
完璧な主婦
完璧な仕事
完璧な女
を目指していた自分を
少しゆっくりさせてあげたく
なったんですよねー
セミリタイア生活に
踏み切れたのも
無職なヒマな私
にしてあげてもいいなと思えたからかな
昔の私だったら
何もしない生活に
シフトチェンジできなかったかもしれません
今でも
子供を持たなかったことは
後悔していません
私は
私だけの人生の舵取りで
もう精いっぱい
そう思うから
それでは〜