本は読んだほうがいいけど
どうも
読書が苦手・・
という方も多いと思います
うちの夫くんも
読書は苦手ですが
私の影響ですこー−しずつ
本を読むようになってきました
読書にトライするのは
まずは
読みやすい
好きな分野から始める
のが良いかと思います
読書が苦手な夫くんが読めた本
ランナーの夫くんは
好きな分野の
マラソンに絡んだ本だと読めるようで
元マラソン選手の
原裕美子さんの著書
「私が欲しかったもの」
を読破できました
オリンピックも始まりましたし
気になる競技にまつわる本を
読んでみるのもいいですね
私も
なんちゃってランナーですので
原裕美子さんが
窃盗で逮捕されたニュースを
驚きとともに
切ない気持ちで聞いたことを
思い出しました
いつもはKindleで読むほうが多いのですが
あえて
今回は夫くんが読むので
紙ベースで本を購入
表紙の帯を取ると
原さんの素足の写真が載っていました
肉体の限界を超える練習をした名残で
足の指のすべての爪が
ぐちゃぐちゃに変形してしまったそうです
また
長年の歯を食いしばるトレーニングと
摂食障害による
長年の食べ吐きの影響で
奥歯4本がインプラントだそう
本書の中で
原さんは
女性アスリートとして
体重管理に苦しめれたことから
摂食障害に陥り
その後
窃盗症へと事態は悪化していくさまを
赤裸々に語っています
夫くんも
学生時代の女性同級生が
顧問に
生理が無くなるくらいまで痩せろ!!
と言われているのを
記憶しているそうです
誰かに助けを求めてもいいんだ
原さんは
自分のように苦しんでいる人たちに
克服しようとする自分の姿を見てもらおうと
メディアの取材に応じるようになりました
そこで
驚いたのが
自分への励ましや応援の言葉
だったそうです
マラソンという
個人競技の性格上
我慢の先に
よいこと
が待っていると強く信じ
自分が弱いのは努力が足りないから
と自分を叱咤する日々
自分を愛せないから
さらに自分を追い込み
苦悩の連鎖の中で
もがき続けることしかできなかった
頼ること=負ける
と思い込んでいましたが
思い切って人に話した結果
温かく受け入れてくださったり
励まされることで
苦しいときは人に助けを求めてもいいんだ
と考えることができたとのこと
薬物やアルコール
食物などへ依存性を克服するのは
様々なアプローチがありますが
支援者がいることや
自助グループが有効だと
聞いたことがあります
一人ではないんだ
と思えたことが
原さんにとっては
病気を克服するきっかけになったのかな
と思いました
女性アスリートだけでなく
老若男女
スポーツ全般を行う人達を指導する立場の方は
体調管理や指導方法など
適切な知識と経験を踏まえて
指導していくことが
非常に大事ではないかと
強く感じます
罪を背負っていく彼女が
今後きちんと更生し
そして
誰かに助けてもらいながら
幸せに暮らしていくことを
切に切に願います
それでは〜